アルバイトに関する記事 コンビニ経営

ES(従業員満足)なくしてCS(お客様満足)はありえません。

ES(従業員満足)なくしてCS(お客様満足)はありえません。

こんにちは元コンビニ店長の行政書士です。

今日はES(従業員満足)なくしてCS(お客様満足)はありえませんについて

アルバイトさんを辞めさせず長期間、気持ち良く働いていただくこと、これがコンビニ経営の極意です。

ES(従業員満足)なくしてCS(お客様満足)はありえません。

どれほど素晴らしい商品やサービスを提供するもそれをお客様に提供するのは、現場を支えているスタッフです。
そのスタッフさんが嫌々接客をしていたらどうでしょうか?

どんなサービスや商品も魅力がなくなってしまいます。

従業員が気持ちよく仕事が出来てこそお客様にも良い接客が出来ます。

アルバイトが一月で辞めると500万円の売り上げを立てないと、教育コストなどのお店が投資したお金を回収できません。

採用からトレーニングまでのリクルート活動には莫大なお金がかかります。

また新しくスタッフを入れて、一人前に仕事が出来るようになるまでには、アルバイトの募集活動から始まり、希望者の面接、新人スタッフの初期教育など大変な労力が必要となります。

人の入れ替わりの激しいお店であれば、アルバイトさんのリクルート活動を年がら年中することになります。

そしてアルバイトさんが一通りの仕事をこなせる様になるまで、店舗のQSCのレベルもダウンしてしまい、お客様にもご迷惑をおかけしてしまいます。

お客様が自店のオペレーションレベルの低下で、不快な思いをされてしまうと、その方の次の来店は、望めなくなり、そこで感じた不快感を家族や友達、会社の同僚など多くの方に話されてしまいます。

今ならSNSでアップされて拡散されることも珍しくありません。
私がコンビニを経営していた時よりも、悪い評判は広がりやすくなっています。

その結果お客様の減少することによる売り上げの低下を招き、ひいては会社の決算にも多大な影響を及ぼします。

アルバイトさんが一人辞めてしまうと大きな損失となります。

それを取り戻すのには、大変な努力が必要となるのです。

そのことを考えると、アルバイトさんを簡単に辞めさせてはいけません。

アルバイトに気持ちよく働いてもらう

コンビニやファストフード店などの店舗ビジネスは、オーナーさんや店長さんだけでは店を運営することは出来ません。
ほとんどの場合アルバイトスタッフの皆さんの協力の上で、お店のオペレーションは、展開されています。
彼らアルバイトスタッフは、店舗運営の要であり大変重要な人財となります。

アルバイトさんをマネジメントする立場の人たちは、彼らを大切にする必要があります。
そんな彼らに気持ちよく仕事をしてもらうは様々なメリットがあります。

まず一つ目はアルバイトに長く働いてもらえることです。

気持ちよく働ける職場は、とても居心地が良くなり長く働いてもらえます。
またお客様に対して感じの良い接客をしてくれるように。

これによってお店のファンが増え、お客様がリピーターとなってお店のサービスをより多く使って頂けることになります。

アルバイトさんに限らず、人は自分を尊重して大切にしてくれる人物の期待に応えたいと考えます。

店長さんなどの上司から、自分は認められている大切に扱ってもらっているアルバイトさんは、お客様を大切にしてもらえます。

その結果として接客レベルが高くなります。

気持ちよく働ける環境を作ることで、雰囲気の良いお店と多くのリピーターを獲得でき、

売り上げの増加とリクルートコストの減少が可能となります。

逆に上司から全く認められず、大切にされてる感がもてないアルバイトさんは、

「所詮、自分はバイトだから、適当に仕事をすればいいや、店の事なんかどうでもいい、給料さえもらえたら」と考えるようになります。

投げやりな対応はお客様につたわります。

その結果としてお客様の不満を作ることになります。

店長さんなどアルバイトさんをマネジメントする人の仕事は、彼らに気持ちよく仕事をしてもらえる環境を作ることだと、私は考えております。

今日もブログをご覧頂きまして、真にありがとうございます。

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